概要
オンライン授業の増加や電子化の推進によって、試験をコンピューターで実施するCBT(Computer Based Testing)の導入が注目されています。
民間の資格検定試験では導入が進んでおり、教育の現場においても入学試験などCBTによる試験が多くなっています。
CBTとは「Computer Based Testing」の略称で、コンピューターを使用する試験方式のことです。
専用の試験会場にパソコンを設置して実施する場合と、自宅などのインターネット環境で実施する場合とがあります。
後者を特にIBT(Internet Based Testing)と呼ぶ場合もあります。
CBTのメリット
- 紙による試験と比べ、問題配布や答案回収の手間を軽減できます。
- 紙による試験と比べ、受験会場が近年多くなってきています。
- 随時試験を導入する団体が増えており、受験場所や日時を比較的自由に選択できる場合が多くなっています。
- 文章に限らず動画、音声を使用した問題を作成できます。
- 問題の持ち帰りが不可能です。
当社のCBTサービスについて
試験申込みのWEBサイトの構築や必要に応じて受験料の徴収を代行することもできます。
実際の受験に際しては、不正監視はもちろん自動採点や必要に応じ合格証明書の発行、結果分析を一貫して支援します。
特色1 ワンストップサービスによる試験運営
- ワンストップサービスによる、試験問題作成~受験受付・試験運営・QAサポート・合格証明書発行・結果分析まで全面的にサポートします。
お申込みをはじめとする管理業務や採点などの手間を省くことができます。
特色2 国際標準規格のCBTプラットフォーム
- 当社のCBTサービスでは、国際標準規格に準拠したプラットフォーム「TAO」を使用しています。
- TAOには全国学力・学習状況調査やOECDのPISA(学習到達度調査)等の大規模テストでも豊富な実績があります。
特色3 不正防止機能
- 試験の不正を防止機能(セキュリティプラグイン)を標準装備しています。
- 強制全画面表示
- サブ画面への移動を検出し、テストを一時停止
- コピー&ペーストの防止
- マウスの右クリック防止
- キーボードショートカット防止
- プリントスクリーン(印刷)を防止
※ より厳格な監視が必要な場合、有人監視と合わせてご利用頂くことも可能です。
特色4 ブロックチェーン証明書発行
合格証明書の発行では、当社の証明書発行サービスであるCloudCertsを活用して、ブロックチェーン技術により暗号化された改ざん不可能なデジタル証明書を発行することが可能です。
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導入までの流れ
1. お打合せ
お客様のご要件をお伺いします。試験申込の方法や試験問題について打合せを行います。
2. ご提案
お打合せを元にご提案とお見積もりを行います。
3. 試験問題の登録
お客様で作成いただいた試験問題をシステムに登録し、ご確認いただきます。
4. 申込サイト・試験専用ページ公開
受験者向けの申込サイト、受験サイトを公開します。
※ 試験主催団体様がすでにお持ちのポータルサイトと弊社システムを連携することも可能です。
5. 受付開始
試験のお申込み受付を開始します。
6. 試験配信・受験
受験者へ試験の配信を行い、受験を行っていただきます。
7. 合格証の発行や試験結果の分析などを行い、必要に応じてご報告をさせていただきます。